和名:イバラヒゲナガアブラムシ
学名:Macrsiphum ibarae
大きさ:約 2 mm
採集できる季節:
採集できる場所:奈良教育大学の理科棟裏で採集されました。
説明:バラの害虫として有名。バラやイバラにふつうに見られる。翅(はね)のない、無翅型(むしがた)と翅のある有翅型(ゆうしがた)があります。この写真は、おそらくは、幼体であると思われます。

北海道(ほっかいどう)、本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)、南西諸島(なんせいしょとう)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • 触角(しょっかく)は6節で体長よりわずかに長い。第3節基部近くに7個の円形感覚器をほぼ一列にもつ。
  • 口吻(こうふん)は、後脚基部にまで達する。
  • 腹部(ふくぶ)背面の皮膚(ひふ)が肥厚しており、わずかに茶色っぽくなるものもいる。
  • 角状管(かくじょうかん)は、細長く、基部の5倍の長さ、先端1/6ほど網目状になっている。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑III 北隆館

小学館の図鑑NEO昆虫 小学館